有限会社姶良土地開発

心を耕す。

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先日30年来の先輩と電話で話す。けれんみのない愉快な方で、電話を切った後、30数年前の愉しい日々を思い出す。私より10歳も年上で有能な行政マンであった彼から 新米議員で無知な私は、多くの知恵をいただいた。
当時の私は、自分的には妥協せず真っすぐ生きたつもりでいたけれど、若いがゆえの愚かさと傲慢さで生意気な若造だったと思う。
でも、地域のさまざまな課題にたいして真摯に学んだこの時の学びが今の開発事業に活かされていることは間違いない。

60余年の過去を振り返り、2,3度思うがままに生きれた時期があった。
今でこそ気づくことがある。
それは、自分の欲望を超え、謙虚に学び、他のためを願って生きていると、
世代や立場を超えた仲間ができ、その人たちの力によって、難問を乗り越え、さらに大きな問題を解決していける。
しかし、やがて、その力を自分の力と思うようになる。 なんと愚かなことか。
「天網恢恢 疎にして漏らさず」 神様は小さな人間一人といえど見逃さない。
世の為にちょっとは役に立つなと思われると、力を与え、
感謝を忘れ、傲りが見えると突き落す、見事なほどに。

若いときに、この事に気づき、こころしておれば、周りの人びとに恩返しできていたはずである。

欲望をこえている時は、心がエゴから解放され、自由を得る。
この【心の自由】こそ 最も大切なことだと思う。

その時は、知恵も運も共にあり、さまざまな障害が消えてゆくと感じる。
本当に、もったいない事をした、神から大きなチャンスを幾度となくもらいながら、
そのチャンスを自ら手放した。愚かな事である。

あの〖自由な心〗をもう一度味わいつつ、謙虚と言う二文字を心に刻み時を重ねる覚悟です。

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