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なぜ「自然」はやすらぐのか
自然はいい、
有り難いものだと思うけれど、 人はなぜ、樹や花を見て安らぐのか、
せせらぎの水音、小鳥のさえずりに心地よさを、 感じ、山に登るとなぜ気が晴れるのか。
人と自然の関係を知りたくて、さまざまな角度から本を読み漁りました。
得た結論は、 ヒトと地球の進化は一体化していて、自然の一部である人間が、自然にそって進化することで、今日まで生命を繋いできた。
日本の歴史において、縄文時代が一万年つづき、その時代の自然の姿が日本人の心のうちに、原風景として遺伝子に残っていると言う事である。
超、短く表現してみると、このようなことだと思います。
なんとなくわかっているような事かもしれません。
でも生態学や脳科学、疫学などさまざまな面から、検証をしたり、データーで実証したりと、いろいろな人が多種多様に研究している、そのすごさと、楽しさに、驚きの連続でした。 このような研究の積み重ねによって、無知で楽しく暮らせてる愚かさを、あらためて知らされました。
雑木林について 学んだことをもうひとつ 書いて〆ます。
環境問題を考えるとき三つの要素で考える。
自然環境、 社会環境、 経済環境の三つ。
この三つが統合され、バランスを保っている場所こそが、人の暮らしに適している。
雑木林をこの視点から見ると、自然豊かで、人々が自然と力をあわせ、コミュニティをはぐくむ暮らしの場であるが、経済環境には無いと言う事になる。