庭に自生しているヨモギ

今年も庭にヨモギが生えた。

いつも草と一緒に刈り取っていたけれど、

新緑のみずみずしさに母が昔作ってくれたよもぎ餅を思い出した。

かごいっぱいヨモギを採った。

１５分で済む事を２時間程かけて朝のひとときを過ごした。

（森の中を味わいながら歩き回ると世間の人は怠け者と言い、木を切る事に一生懸命だと働き者というディヴィット・ソロウの言葉を思い出しつつ・・・。）

一枚一枚丁寧に洗った後、綺麗に水洗いし、

圧力釜でその葉を煮て そしてだんごの粉と混ぜ、練る。

それを蒸し器で３０分程蒸して出来上がり。

母が作った味には程遠かったけど、久しぶりに豊かな一日を過ごせた。

忙中閑有りとはこんな事かな。

ヨモギは食物繊維がほうれん草の１０倍近くあり、

特によもぎに含まれるクロロフィルと言う成分は食物繊維の5000分の1の大きさで、

小腸絨毛の奥に蓄積したダイオキシン、残留農薬、有害金属(水銀、鉛)を取り除いてくれる働きがあるそうです。