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手前味噌をつくる
一年分の3家族分の味噌を、2日間で作る。
相当な量の麦を洗い、煉瓦のかまどで蒸す。かまどの火は雑木の薪で。灰になった雑木の薪は、畑に撒く。
火をおこし、終いには肥料になってくれる雑木は、始末がいい。
人と共存してきた雑木、現代の暮らしに直結しなくても、目の高さにそれらが在ることで、生きることの喜びや楽しみの原点が日常的に感じられると実感している。
枯れた葉をカサカサならし、新月を待つ細い枝。
もうじき、枝の隙間に星が見える季節がやってくる。