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生命(いのち)と母乳と数字
出産、育児で仕事からほど遠いところで奮闘しております、Bioです。
初ママのBioは、生まれた瞬間から数字に一喜一憂。
○○○○グラムで産まれましたよ!助産士さんの声に安堵、
体重増加は1日に○g~○gだから・・・頑張って飲ませて下さい!と母乳指導。標準体重から外れないように、躍起になって母乳とミルクを飲ませたり。
ところが、生後2ヶ月にして、ミルクを嫌い、怒る赤ちゃん。
おかしいな、おかしいなぁ、だんだんストレスがふたりのなかに増殖。
ミルクには苦い表情、飲んだ後も目を見てくれない。
母乳には目を見開いて、待ってましたと言わんばかり、飲んだ後はおしゃべりに夢中。
赤ちゃんの生命の欲求が向いている方向が自然だな、と後から気づかされ。おかしいのは自分。ミルクは機能的だから頼ってたカナ、便利だし、栄養のバランスもいいし。
でも、赤ちゃんはグルメでした。味だけではなく、おっぱいの温かさ、両腕で包まれ、自分が吸った分だけ、出てくれる。「食べる」行為を、日常のしあわせな時間にしたいから、赤ちゃんの意思に寄り添ってみようと思う今日この頃。
育児は自分の内側が、赤ちゃんに表れてくる、そんな感じです。人の内側は自然界とつながっていると思う。外(人間社会)ばかりみていると、調和がとれなくなるから、いろいろなカタチで身近に自然を常に欲している。
いつかは、『半農半X』生活。インサイダー編集長の高野孟氏がTVや「住む。」の雑誌でも言っていましたが、自然の中で暮らすことが、忘れてしまった大切な事を気づかせるのではないのでしょうか・・・
その高野氏が、雑木の庭を高田造園に依頼したとお聞きしました。そう、当社の「雑木林と8つの家」分譲地で、雑木の庭設計施工を依頼している高田造園さんです。
それで、いろいろ高野氏のお話を聞かせて頂きました。高野氏は千葉県鴨川で農業組合法人をつくっているそうです。農業の多目的機能、環境、食料、生命、健康、教育、エネルギー、コミュニケーションについて考え、チャレンジしていく。自然王国。農業は自然相手で休む間がなく維持、管理=大変と、そこだけに終始してしまいがち。でも自然王国のユニークなところは、「考え」「チャレンジ」していく前向きなところ!
現在、分譲し始めた“雑木林と8つの家”で暮らす事で、わたしたちとこどもの豊かな未来を日常レベルで考え、チャレンジしていくきっかけになれたら幸いです、ね。
そうそう、高田造園さんのこと、高野氏の言葉の表現がステキだなと思ったので・・・
数字には表れてないけど、言葉を重ねれば空々しくなる、この生命(いのち)が喜ぶ自然なるエネルギーを信じようと思う。