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雑木の庭ができた
木は揺れて、地中に空間をつくり微生物を活性させ、
深く根を張っていく。
木の周りを締め固めることで、雑草が生えにくくなり、やがて木陰になる木の回りに苔が生えてくる。保湿性が高まれば、木にとってもいい、そこを通る風は居住空間までもを涼しくさせる。
なるほど、こてでしっかり締め固める手間のかかる作業、
これが重要なことだと。
木の陰が土の表面にくっきりと映り、美しい。
たった1m四方の空間が、生きている。
住む人はこの木々と共に生活を楽しみ、いつしか樹木の自然な営みに身体が慣れてくるだろう。
雑木が家の間近くに植えられても、雑木は人の住む空間を邪魔はしません。
雑木は人と共存しようとします。
だから、心配しないで。って高田造園の高田さんは長年の眼で「大丈夫」って言ってくれる。自然を怖がるな、自然を厄介者にするな、自然は何か語っている。365日観てごらん。あなたと共に生きたいって言っている、と。
ああ、そうかもしれない。人間だけの地球じゃないから、そうだよね。
庭師のみなさんが、伝えてくれた教えを、また広げて生きたいと思う。
イイ情報を世界中で共有しあえる、いい時代だね。