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高田造園設計事務所の庭師高田宏臣さんと二人、グリーンライフ・コガの古閑社長と
5人計9人のプロ集団により、「雑木林と8つの家」 の 2棟めと緑のひろばの植栽を終えました。
この方々から、今回学んだ事を箇条書きにしてみました。
1,心から木を慈しむ思いの強さ。
2,損得勘定を超えた領域で仕事をしている事。
3,仕事に没入している事。
4,動きに無駄がなく洗練され、それぞれの役割をやり切る事。
ヨーロッパでは、造園家のことをランドスケープアーキテクトといい、芸術家にちかいイメージで評価していると聞きます。
今回のプロジェクトのおかげで、このような質の高い人達と出会えた事こそが
大切な事だと気付かされます。
高田造園設計事務所に、女性が一人います、、「スコップのさばきかた一つ一つが本物だ、すごい」と古閑社長を唸らせるほどです、
親方である高田さんが鍛え上げた、地下足袋の似合う 凛とした方である。
高田さんの厳しい教えに涙する事も多いと聞く。あの動きを見ると、涙の数が分かる気がする。
現在、全体からみると30%程度の 仕上がりだけれど、「清々しい」 の 一言に尽きる。
この木々の造形美は、これを手がけている方々の、お人柄そのものだとつくづく実感しています。
私達は、このプロジェクトを通して自ら学びつつ様々な事を願っています。
木々(自然)につつまれて暮らす事で、失われつつある感性を取り戻し、楽しく暮らして欲しいと思います。
二日半の仕事を終えたこの方々との別れは、じつにわびしさい。
木々に水をやりながら、残された者同士 木々と慰め合っています。