NEWS / BLOGお知らせ・スタッフブログ
ひとつの開発を始める前に、まず、基本的な構想を練ります。
構想はその土地の場所性と時代の状況によって決まります。
ここ数年の社会状況は、家族に関係する問題がより深刻化してきたと思います。
虐待に関する児童相談所が対応したケースがここ20年で40倍に増加しています。
それでも氷山の一角にしか過ぎないとも言われています。
最も固い絆で結ばれているはずの母親と子どもの関係が脆い環境になっているのではないだろうか。
若い世代で摂食障害、鬱病、さまざまな依存症に苦しむ人が急増している根底に幼い時の母親との不安定な関係がある場合が多いと言われます。
逆に幼児期に母親との関係が安定していた人は、ストレスにも強く、鬱にもなりにくいと言われています。
私たちは、宅地造りを通して、この問題の解決に、少しでも役に立つことを願って企画し設計しています。
あえて言わなくとも、家の間取りは、家族の生活のありように大きな影響をおよぼし、
また夢でもあります。
そして、土地選びの時には、安住の地になるかを家族全員で実際に見てみることをお薦めします。
理想の家やそこに住む家族を生かす住環境であるかどうかは家族全員の判断です。
わたしたちが出来ること、