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「子育ち」&「子育て」住環境創り
現在新しい分譲地を市、県と協議しています。
私たちは、宅地開発に伴って、子どもの遊び空間造りにチャレンジしてきました。
昭和30年代後半から車に奪われつづけてきた生活道路(開発地内の家と地続きの道)を子供たちの自遊空間として生かす「子育ち」環境を創ってきました。
それは、子どもが、子どもの時期を子供らしく過ごすことができれば、今起きている問題の少しは減少していくことにつながるものと考えているからです。
お母さん、お父さんが家を建てようと決意するとき、子どもの健やかな成長を願ってのことだと思います。
建物の設計やデザインには、思いの限りを尽くします。
家を建てる環境を、「子育ち環境」 として、土地選びをしているでしょうか、
多くの人が、小学校が近いこと、大人の暮らしの利便性と陽当たりぐらいでしょう。
土地選びの基準が残念ながらそれしかないので仕方ないのでしょうが。
「外遊びの大切さ」は、子育て中のお父さん、お母さんはご存知だとは思いますが、
一般家庭を見ると、スマホという便利なものが普及し、親もゲームをさせるかして機器に子守をしてもらっている方が都合がよいという一面もあるのではないだろうか。
これについて清川輝基は、「人間になれない子供たち」の中で、メディア漬けになると、人間として重要な脳神経、自律神経、人間を支える足、視力、立体視力、コミュニケーション能力などが育っていかない、と具体的事例で説明し、警鐘を鳴らしている。
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子どもたちが運動できるような遊び場の確保、遊具の開発など先達の知恵を取り入れた工夫が急務である。(「子育ち」環境を創りだすより)
当社のガーデンレーン(路地庭): 分譲地内の道を生活道路と考えます、このエリアに住むおとなは、この生活道路を子どもの自遊空間、庭としてみとめ、遊ぶ子供たちを見守ることを愉しんでいます。
例1、GardenLane(イオン東)
例2、雑木林と8つの家
今回の宅地造りの発想を「子育ち」を愉しみながら「親育ち」につながる暮らしのありようを求めて、デザインしています。