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なぎさ分譲地の古地図。
明治時代のなぎさ分譲地の古地図を取ってきました。
黒い太線は農道、水色は水路です。
約130年前の道や田んぼ、水路の様子が描かれています。
そして、そのほとんどが今日まで形が変わらなかった事が伺えます。
ここを流れる水路は昔「えご川」と呼ばれ、山田川から取水され、東餅田から西餅田の
地域を通り、姶良一帯の田んぼを潤す大切な用水路でした。
現在は整備されほとんど地中に隠れてしまいましたが、雨水や排水を流す大切な生活インフラとして、今でも私達の暮らしと密接につながっています。
なぎさ分譲地は、現在分筆登記の申請をしています。
計画図に基づき工事した宅地や道路の測量をし、登記します。
登記されれば、ここの地図も新しく書き換えられます。
永い土地の歴史からみますと、私達が扱う期間はほんの一瞬のことにしか過ぎません。
”土地を守ってきた地主様から土地を譲って頂き、安心できる造成工事をして、新しい地主様(お客様)へ引き渡す。“
一瞬のことですが、とても重要な役割だと考えています。