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姶良市分譲地「なぎさ」、造成工事進捗状況その4
分譲地「なぎさ」の造成工事もいよいよ後半に入り、現場ではまちの排水や水道といったインフラ整備が進んでいます。
普段、土地をお客様に引き渡す際には「排水や水道は通ってますよ。」と簡単な説明をさせて頂いていますが、私がこの仕事に携わり始めた当初設計士さんから詳しく教えて頂く機会があり、とても感心した事を覚えています。
少し細かくなりますが、今日はじっくりそのお話をさせて頂きますね。
上記が排水の計画図です。
1、まず、設計士さんがまちの形を基に、生活排水や、雨水の量を計算し、その水がどの方向に流れていくかという計画図を作成します。
2、姶良市が適切な計算がされているか、見合ったサイズの側溝が用いられるか、側溝の設置方法は問題ないか等、計画図を細かく確認をします。
3、確認が取れましたら、現場で計画図に合わせて、
「掘削→安定するよう床を作る→1つずつ敷き並べる→埋め戻す」、という流れで、設置されていきます。
そして、この側溝は水が留まる事無くきちんと下流に向かって流れていくよう約6%の勾配を付け並べられていきます。
4、完成後、現場にて姶良市の最終チェックを受けます。
側溝と側溝の継ぎ目がきちんとセメントでつなぎ合わせて有り、隙間から漏水しないか内側まで鏡を当てきちんと確認します。
5、問題が無ければ、姶良市が引き取ります。
日常の暮らしではほとんど気に留める事も無いまちのインフラですが、側溝1つとりましても多くの過程を経て、私たちの暮らしを支えてくれているんです。
なぎさ分譲地は、宅地や道路、水路の境が出来、まちの骨格が出来てきました。
現場でどの様な施工がされているのか、ぜひ体感して頂きたいと思っています。
見学希望の際は遠慮なくご連絡ください。