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“言葉”にできなくて
こう、ある一日が、奇跡。
不動産でありつつ、土地を、環境を創る仕事を重ねることができ、
感謝しています。
この日を迎えるまでに、この日に到達するまでに5年の歳月がありました。
5年の歳月があったからこそ、この日の笑顔があった。
それも5つの家族が日々、暮らしているからこそ、その力が動かせるのだと思います。
ここには居ない人の力と支えもありました。
実家の山の竹や伐採した樹木の木々の持ち出しを手伝ってくれた従弟
その伐採を決行し、作業をしやすく段取りしてくれた70、80歳の父母
足りなくなった材料を、月が明るくなる時間まで山から降ろしてくれた古閑造園のスタッフさん
いつでも私に添って動いてくれた従妹
そして、まだ頭の中がザワザワとざわめいているなかで、思い出すのは
今年の山桜を見ずに亡くなった、ひとりの祖母。
祖母は言葉にはしなかった。
ありがとう、しか言わなかった、最期の夏の日々。
言葉にして、伝えなくてはならない事が沢山ある社会だけれど、
毎日、考えながらも、常に変化していて、
言葉にすると
すぐに消えていってしまう。
たいてい、そうだ。
できなくて、できなくて、
つぎに出る言葉が、
「ごめんね」
だから、今、自分が出来る限りを尽くそう。
どんなことでも、目の前のメッセージに応えていこう。
土壌改良後の雑木林と8つの家、
池田さんの庭のスミレは、木チップに包まれ野山のスミレの様、、