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新しい開発を計画するときに、常に従来の開発を超える思いを抱いてきました。
その集大成が、今度の 「雑木林と8つの家」 です。

このプロジェクトは、今までの「家を建てるための土地分譲」 から 「住環境を選択してもらう」と言う考え方かなと思います。
住環境とは、自分の住宅の周辺環境で、自然環境、物的環境、非物的環境に分けられます。

現在の宅地選びの基準は、物的環境: 交通の便、子供の学校への距離、買い物、病院・・・。が主だと思います。
これらは、日々の暮らしにとって、とても大切な要素です。この条件を大切にしながら、時と共に失った自然環境を身近に造り、育てようという事です。

自分の庭と緑のひろばの木々を近隣の人と共に育てながら、楽しいコミュミティーが育くまれ、自然が人と人をつなぎます。

人はアスファルトの割れ目に咲く小さな草花に何かを感じるように、身近に自然がある事で、その瞬どきに、眠っていた感性を起こしてくれます。

こうした個人の喜びと、近隣の人達との楽しみや喜びが共にあるとき、その地域は、やすらぎげる心地いい「価値ある空間」になります。

今まで、このような個人の土地の価値と地域の価値である住環境を両立させる発想や仕組みが少なかったと思います。
つまり、地域の価値を高めるための実現ツールが存在していなかった。
あるのは、行政が道路や公園を造ったり、スーパーが近くにできて便利になり、不動産の価値が上がるという類の事であったように思います。
さらに、不動産の所有者は、それを最大限に生かそうとすると、近隣の快適さや可能性を奪うような事例も少なくありません。

今回のプロジェクトは、町なかに森を造り、それを住む人々が育て、生活の質を高める事と、近隣の住環境を高める事が両立し、魅力ある地域が、住む人自身の手で造られていきます。

少子化、人口減少にともなう世帯数の減少は、魅力のない地域や住環境の完成度の低い地域においては、空き地や空き家が増加し、地域の空洞化が進むようになります。

 

家族の幸せを願い、家を建てるという、人生最大の買い物をするときに、心の豊かさにつながる住環境は、家と同様に大切な要素です。

グリーンライフ・コガさんが植えらた事務所の前の雑木が、やがて1年になります。
その雑木を加治木文秋さんと当社の二人が剪定をしました。

小枝を切るパチン、パチンと小気味いい音がひびく。

初めて剪定を経験し、終えた尚紀君、「生け花をしているようで、楽しい、それ以外何物もない。」「雑木は見て愉しむより、手を入れる事が楽しいんだね」との感想でした。

上記の表現等は、齊藤弘子著住環境マネージメントが参考になりました。

計画前にこの本に出会っていたら、「雑木林と8つの家」の魅力をもっと早く多くの人に、伝えられたのではとちょっと残念です。

 

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