例えまちなかであっても思いと工夫さえあれば、しっかりと生活に根付いた豊かな暮らしの場をつくれる。このプロジェクトにはそんな可能性を感じました。

本来、あたりまえの日々の暮らしの中にこそ本質的な住まう喜び、生きる喜びがあるのだと思いますが、そんな身近であたりまえであった暮らしが今では気づかずに通りすぎてしまう得難いものになってしまったように感じます。

このプロジェクトが、急ぎがちな土地づくり・家づくりを「あたりまえの暮らし」という視点で、一度立ち止まり、ゆっくりと考えてみる機会になればと思います。